サイコドラマ・補助自我トレーニングワークショップを開催いたします。静岡県集団精神療法研究会より
サイコドラマ
補助自我トレーニング
〜より良い補助自我になるための5回連続講座〜
補助自我は、主役の内的世界を舞台上に具現化する「共同治療者」です。この訓練は補助自我スキルの向上であると同時に、監督(ディレクター)としての深い共感力を育てる実践的な学びの場でもあります。福祉・医療・教育に携わる対人援助職の方にも、日々の臨床を豊かにする確かな技術が身につきます。
補助自我の主な役割
理論を「頭で理解すること」と、身体と声を使って役割を「生きてみること」の間には、大きな隔たりがあります。補助自我のトレーニングは、「身体で覚える臨床知」です。ここで得たリアルな感覚は、あなたの支援の現場に生きた温かさをもたらすでしょう。
プログラム内容(全5回)
対人援助職の皆さんにも役立ちます
キャッチする力
多角的に理解する力
健康な距離感
開催情報・お申し込み
焼津病院 名誉院長・医師
東京サイコドラマ協会 理事長
TPA認定サイコドラマ・トレーナー
臨床心理士・公認心理師
単回参加 ¥5,000 / 回
「サイコドラマをもっと学びたい」という方はもちろん、「対人援助のスキルをもっと磨きたい」という方にも、
ぜひご参加いただきたいワークショップです。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
あなたの臨床を、もう一段深めませんか?
〜 より良い補助自我になるための 全5回連続講座 〜
このワークショップで学べること
サイコドラマにおいて、主役(プロタゴニスト)の内的世界を舞台上に具現化するために欠かせない存在が補助自我(Auxiliary Ego)です。補助自我は単なる「脇役」ではありません。主役がまだ言葉にできない感情や無意識の声を、監督のガイドのもとで安全に表現する「共同治療者」です。
本講座では、補助自我としての多様な役割(ダブル・ミラー・重要他者)を段階的に体験しながら、人の内面に寄り添う実践的スキルを身につけます。この訓練は監督(ディレクター)としての力量向上にも直結します。主役にチューンインし、その内的世界を多角的に探索するために不可欠な、深い共感力と即興的な実践力が育まれます。
臨床実践が変わる、4つの理由
「言葉にならない声」を受け取る力が育つ
ダブル(二重自我)の訓練で、呼吸・視線・手の震えといった微細な非言語サインから「語られないニーズ」を感じ取る感性が磨かれます。
例)面接中「もしかして、とても悔しいお気持ちもあるのでは」と相手の懐にそっと寄り添う共感的介入が自然にできるように。ケースを「立体的に」見る視点が身につく
役割交換やミラーリングを通じて、クライエントだけでなく家族・上司・関係者が「なぜそう動くのか」を複数の視点から理解できます。
例)「問題のある人」という一面的な見方を超え、困難事例や多職種連携で関係性の全体像を捉えるアセスメント力が深まる。現場に飲み込まれない「自分」を保てる
ミラーリングの技法は、自分の「巻き込まれやすさ」をコントロールする力に直結します。観察自我(もう一人の自分)を心に育てられます。
例)困難な場面でも一歩引いて「今ここで何が起きているか」を見つめられる──最も根本的なバーンアウト予防に。身体で覚える「生きた臨床知」が得られる
理論を頭で理解することと、身体と声で役割を「生きてみる」ことの間には大きな隔たりがあります。動いてはじめてわかることがあります。
例)訓練で得たリアルな感覚は、あなたの支援の現場に「すぐ使える温かさ」としてよみがえる。プログラム内容(全5回)
各回、段階的にスキルを積み上げます。単回参加も歓迎ですが、5回を通じて受講することで、より深い学びと実践力が身につきます。
基本的な役割と心構えを学びます。自己を一旦脇に置き、他者の役割を引き受けるための「からだ」と「こころ」の準備を、ウォームアップや役割交換のロールプレイを通じて体験します。
主役のセリフのトーンや間(ま)に意識を向け、言葉の奥にある本当の感情(悲しみ・怒りなど)を聴き取るペアワークを実施。傾聴の質が格段に深まります。
ダブル(二重自我)の技法を用い、主役が言葉に詰まった際に「…少し怖い気がする」など、感情を促進する短いフレーズを適切なタイミングで投げかける練習を行います。
主役の重要他者(家族・上司など)を演じる際、その姿勢・表情・口調を身体レベルで忠実に再現するミラーリング演習。「相手の立場に立つ」ことが体感的に身につきます。
集大成として、実際の短いサイコドラマの場面を設定し、主役の感情の波に自分をシンクロさせる深い共感体験のワーク。5回を経たからこそ届く、深い学びの場です。
こんな方に、ぜひ来てほしい
人と向き合うすべての専門職の方に開かれたワークショップです。
サイコドラマの経験がなくても、まったく問題ありません。
「もっとクライエントに寄り添いたい」「支援の引き出しを増やしたい」「自分自身を見つめ直したい」──その気持ちが、いちばんの参加資格です。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
桐生大輔(公認心理師・臨床心理士・TPA認定サイコドラマディレクター)
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。