怒りの気持ちに振り回されてしまうあなたへ
「つい強い口調になってしまう」「後から後悔するけど止められない」
そんな経験はありませんか?
怒りは人間にとって自然な感情のひとつです。
しかし、強く、長く、頻繁に感じるようになると、自分自身を責めたり、人間関係がぎくしゃくしたり、仕事や家庭生活にも影響してしまうことがあります。
カウンセリングでできること
カウンセリングでは、怒りを「抑え込む」のではなく、理解し、扱う力を育てることを目指します。
怒りの奥には、悲しみ・不安・無力感・寂しさなど、他の感情が隠れていることが少なくありません。
カウンセラーと一緒にその背景を丁寧に探りながら、感情の仕組みを知り、自分を傷つけず・他人を攻撃せずに気持ちを伝える方法を身につけていきます。
カウンセリングの進め方
- 話すことから始まります
まずは、どんなときに怒りを感じやすいのか、どんな状況で困っているのかを一緒に整理します。 - 感情の理解と気づき
「怒りがどこから来るのか」「体のどんな反応として出ているのか」を学び、感情を客観的に見つめる練習をします。 - 具体的な対処法の習得
呼吸法、思考の切り替え方、コミュニケーションスキルなど、自分に合った方法を試しながら身につけていきます。 - 自己理解と自己受容の深まり
怒りの奥にある本当の気持ちに気づき、「自分の心を守りながら他者と関わる力」を育てます。
カウンセリングの効果
- 感情に流されにくくなり、冷静に対応できるようになる
- 人間関係が穏やかになり、自分を責めることが減る
- ストレスや疲れをため込みにくくなる
- 「怒りを感じても大丈夫」と思える安心感が育つ
最後に
怒りは、あなたが「何かを大切にしている」サインでもあります。
その意味を一緒に見つけていくことで、怒りはあなたの味方に変わっていきます。
どうぞ安心して、まずはお話を聞かせてください。
カウンセリングは、「怒らないようにする」ためではなく、
「怒っても自分を失わない力を取り戻す」ための時間です。
みんなの心理相談室cont-e