目とカラダの発達教室について
「子どもの自信を育て、未知なる未来にもっとワクワクしてほしい!」
パートスタッフを募集しております!
インストラクター & アシスタントとして、子どもたちの成長をみんなで共に喜びましょう。
目とカラダの発達教室ってどんなところ?
①「見て、考えて、行動する」力の向上をめざします!
発達の課題が気になる子も、ならない子も、スポーツで活躍したい子も、「見て、考えて、行動する」力は、生活や勉強、スポーツなどさまざまな活動に欠かせない力です。
当教室では、「ビジョントレーニング」や「感覚運動の統合」などの理論をベースにして、こうした力の向上をめざすための教室です。
お子さんの年齢、また個々の得意・苦手といった特徴を発達の専門家である臨床心理士と連携し、お子さんに必要なエクササイズを実施して認知ー運動機能の向上をめざします。
就学前のお子さんには、もっとも発達促進が期待されるこの時期を逃さないよう、楽しくあきない、遊び感覚のビジョン&感覚運動トレーニング・エクササイズで子どもさんの認知ー運動の発達をサポートします。
勉強やスポーツなど、生活のあらゆる活動は「見る力=視覚機能」に支えられています。ゆえに、当教室ではビジョントレーニングにこだわり、適切な目の使い方や、目とカラダの正確で効率的な協調運動を身につけることに重点を置きます。それだけではなく、感覚ー運動ー認知など、発達の土台となるさまざまな心身機能を育てるエクササイズをご提供します。
また、レッスン体験を共有する仲間たちとの交流を通じて、お互いを高め合い、協調する力や自己肯定感・コミュニケーション能力・社会性の向上もめざします。
②これからに必要な力を育む!
「目とカラダの発達教室」では、お子様が楽しみながら認知能力と非認知能力の両方を育むプログラムをご提供します。この教室では、ビジョントレーニングや感覚統合エクササイズを取り入れ、視覚と身体の発達をサポートし、集中力や問題解決力といった認知能力を強化します。また、自己制御や忍耐力、協調性などの非認知能力も自然に身につくよう工夫されています。
楽しめるエクササイズや遊びの機能を活用し、お子様が自ら学び、成長していく力を引き出します。「見る力」と「動く力」をバランスよく鍛え、日常生活や学習に役立つスキルを体験を通して学んでいきます。お子様がイキイキと自信を持って活動できるよう、心と体の発達を支える「目とカラダの発達教室」にぜひご参加ください。
③子どもさんを育てるご家族をサポートします。
発達の専門家(臨床心理士/公認心理師)が、お子さん一人ひとりの発達的な特徴や、生活や運動面の苦手さなどを、保護者様からのお話しや、発達&心理検査から見立てし、支援方法などを検討させていただきます。それらの結果を元に、「見て、考えて、行動する」力を育てるためのプログラムに反映していきます。また、ご家庭と発達支援について連携させていただきます。
ビジョントレーニングとは
ビジョントレーニングとは、「見る力=視覚機能」を高めるトレーニングです。
私たちは生きていくために必要な情報を“目”から集めます。字を読む・書く、片付け、探し物、ボール遊び、スポーツ競技。さまざま活動は、「見る力」に支えられています。
目標物に両目の眼球を動かして焦点を合わせる。その情報から位置関係を分析したり、先を予測する。そして、状況に応じたカラダの動きを作り出すといった、さまざまな機能が連動し合っています。こうした、見る力に関連する機能を高めるトレーニングがビジョントレーニングです。
幼児期や学童期の子どもの視覚機能の向上だけでなく、スポーツ選手のパフォーマンス向上、また、発達が気になる子どもの認知・運動能力の向上を目指します。
ビジョンチェックリスト
- 物を見るときに見にくそうにする
- 動いているものを見ている時によく見失う
- 指さした方をすばやく見られない
- とても視野が狭く、周辺の情報は見えていない
- 文字や形を覚えるのにとても時間がかかる
- 記号や文字を書くと形が崩れる
- 穴にひもを通すのが苦手
- 折り紙などの指先を使った作業を嫌がる
- ここ・あっち、遠い・近いなど距離の認識が弱い
- よく人や物にぶつかる
- 飛んでくるボールをキャッチするのが苦手
- じっと座っていられない
- 椅子に座って活動する時に姿勢が保てない
- 斜めの線が上手に引けない
両目を動かして正確に情報を収集(入力)し、情報を脳に伝えて理解・思考(情報処理)して、カラダで反応していく(出力)。これが、「見て、考えて、行動する」力です。
「見る力」は、今後の学習や日常生活の質を高めるための基礎能力であり、神経発達や知的発達、身体のコントロールなどに影響します。
どんなことをするの?
両眼視・眼球運動・周辺視野トレーニング
視覚認知処理過程の入力の段階。私たちが周囲の世界を目で見るときの最初のステップです。この過程では、目が光や色、形などの視覚情報を受け取り、それを脳に送ることが重要です。
まず、物を見ると、光が物体から反射し、私たちの目に入ります。この光は、目の中の網膜という部分で受け取られます。網膜には視細胞があり、これが光を電気信号に変換します。次に、この信号は視神経を通じて脳に送られます。
脳に到着した視覚情報は、さらに処理されて、物の形や色、動きなどが認識されます。例えば、私たちが花を見るとき、まずその色や形を感じ取り、次にその花が何であるかを理解します。このように、視覚認知処理過程の入力は、私たちが周囲の世界を正しく認識し、理解するための重要な第一歩です。
① 両眼をすばやく動かし、3次元的に情報をとらえてすばやく焦点を合わせる。また、広い視野で情報を探索するための、「両眼視・眼球運動・周辺視野トレーニング」
見たいものを目で捉え、素早くピントを合わせるためのトレーニング。
これにより黒板を写すことや本を読み飛ばしたりせず、スムーズに読めるようになるなどの機能が向上します。
視空間認知トレーニング
視覚認知処理過程の精緻化の段階。目で見た情報をより深く理解し、記憶に残すためのプロセスです。この過程では、単に視覚的な刺激を受け取るだけでなく、それを分析したり、他の情報と結びつけたりすることで、より意味のある形に変えることが重要です。
例えば、ある風景を見たとき、その色や形を感じ取るだけではなく、何が特別なのか、どんな感情を抱いたのかを考えます。さらに、その風景がどこで見たことがあるのか、自分にとってどんな思い出があるのかを振り返ることで、その情報が脳に深く刻まれます。
また、絵画を鑑賞する際にも、単に色や形を見つめるのではなく、画家の意図や背景、他の作品との関連を考えることで、より豊かな理解が得られます。この精緻化の過程は、視覚情報を深く掘り下げることで、新たな発見や感情を引き出し、私たちの思考を豊かにするのです。つまり、視覚認知処理過程の精緻化は、私たちが見たものをただ記憶するだけでなく、意味を見出すための重要なステップとなります。
② いろんな形を捉え構成したり、位置や距離感を理解するための、「視空間認知トレーニング」
見たものの形や色などの性質、位置関係や方向、距離感を正しく認識するためのトレーニング。
ひらがなや図形を正しく書けるようになり、他者との精神的、物理的な距離感や、記憶力の向上にも繋がります。
目とカラダのチームワークトレーニング
視覚認知処理過程の出力の段階。私たちが目で見た情報をもとに、思考や行動を示す最終的な結果のことです。この過程では、脳が処理した視覚情報を使って、言葉で表現したり、具体的な行動を取ったりします。
先程の例ですと、美しい風景を見たとき、あなたの脳はその景色を分析し、感情を抱きます。この感情を友達に伝えたくなった場合、その思いを言葉にして話したり、写真を撮ったりカラダを動かして行動します。これが視覚認知処理過程の出力です。
また、日常生活の中で、視覚情報を基に行動を決定することも多いですね。例えば、赤信号を見て、「止まらなければならない」と判断し、車を停止させる行動をとります。このように、視覚認知処理過程の出力は、私たちが周囲の情報に基づいてどのように反応するかを示す重要な部分です。
つまり、視覚認知処理過程の出力は、私たちの思考や行動を外に表現する方法であり、情報を処理した結果を実生活に活かすための手段となっています。
③ 見え情報とカラダの動きを連動・コントロール力を育てる、「目とカラダのチームワークトレーニング」をしていきます。
ボールをキャッチするなど、目からの情報をもとにカラダを動かす、道具を操作・コントロールするトレーニング。
これにより、物の操作、手先を上手に使う、球技やダンスなどの運動する力が向上し、注意力や集中力も培われます。
また当教室では、こうしたビジョントレーニングの要素を「運動あそび、感覚あそび、想像あそび、制作あそび」に融合させた、 “ビジョン&遊びプログラム”を展開していきます。
ご入会にあたり、事前に発達&ビジョン・アセスメント(課題についての見立てと支援方法の検討など)を受けていただきます。それぞれのお子さんに必要な「見る力」を把握し、お子さんへのアプローチの仕方や、プログラム内容に反映していきます。
ご入会までの流れ
1.発達&心理とビジョン・アセスメント
入会に際して、臨床心理士がお子さんについてお話を伺い、全体的な発達の特徴、及び、「見る力」についてのアセスメントをさせていただきます。
その結果から、子どもさんに必要なトレーニング内容やアプローチ方法などを検討し、プログラム
に反映いたします。
料金のご案内
入会金 | 10,000円 臨床心理士/公認心理師による、ビジョン・アセスメント、チェックが含まれます。 |
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保険料 | 800円 |
月 謝 | グループ・トレーニング(クラス定員3名) 10,000円/年36回(月3回) / 50分 |
対 象 | 3歳から小学4年生 ※対象につきましては、ご相談ください。 |
<子どもさんへのより総合的な発達支援をご提供します>
お子様の発達について、気になるあらわれなどについて、個別の相談をお受けします。
また、ご希望があれば知能検査・発達検査/神経発達検査などの心理検査も実施いたします。
保護者様や園・学校からの依頼により、園や学校に訪問してお子様の様子を観察し、園や学校と発達支援についての情報共有、連携を取らせていただきます。
(これらは、別料金が発生します)
教室について詳しくお知りになりたい方は、お気軽にご相談ください。