ブログ

Blog

カウンセラー紹介

桐生大輔

臨床心理士(登録番号17860号)

公認心理師(登録番号 20499号)

東京サイコドラマ協会認定ディレクター

MWT協会ビジョントレーニング指導者1級

経歴:

工業大学を卒業。自動車レース用車両開発の職につきました。その後、会社の組織開発や対人関係、メンタルヘルスへの興味から一念発起、臨床心理学の道を歩むことになりました。ずいぶん曲がりくねった道を、そして遠回りをして進んできましたが、そうした経験が今に役立っています。愛知学院大学院修士課程(臨床心理学専修)を修了後、さらなる臨床経験とスキル向上を目指して、大学病院精神科の臨床心理研修生となり最新の精神医療を、そして多くの患者様から学ばせていただきました。その後、精神科専門病院に勤務し、個人及び集団心理療法や心理検査に携わり、統合失調症、うつ病、不安障害、人格障害、発達障害などの患者様との臨床心理実践を重ねてまいりました。H22年に、発達障害児・者や周辺の方々への理解を深めること、そして、何かお役に立ちたいとの思いから、浜松市発達障害者支援センターに勤務。乳幼児さんから成人の発達障害をお持ちの方や周囲の方々との心理面接や心理検査、具体的な支援方法の検討と実践などの経験を積みました。ビジョントレーニング教室を開設したのはその経験からでした。また、面接室にとどまらず、地域に出向き、当事者を支える方たちとのケースワーク・地域連携などにも携わり、自ら動く臨床心理士の必要性を痛感しました。その他、不登校・適応指導教室、メンタルクリニックでの子どもさんへの心理療法、静岡県・浜松市スクールカウンセラー、幼稚園・保育園、児童発達支援事業所への発達支援コンサルタント、聴覚特別支援学校評議委員、講演会やワークショップの講師など、医療・教育・福祉と幅広い領域で臨床心理実践をしてまいりました。

専門・得意分野:

精神分析的心理療法、子どもの精神分析的心理療法、サイコドラマ(アクションメソッド・アプローチ)、家族・夫婦療法、集団精神療法、認知行動療法、遊戯療法、アサーショントレーニング、ソーシャルスキルトレーニング、ビジョン・トレーニング、感覚統合療法

所属学会等:

日本心理臨床学会、日本集団精神療法学会、日本精神分析学会、日本心理劇学会、東京サイコドラマ協会、静岡県公認心理師協会、日本オプトメトリック協会、視覚発達支援研究会

現職:

・株式会社コンテ 代表取締役 

 みんなの心理相談室 cont-e 代表

 目とカラダの発達教室cont-e 代表

下記の企業・団体と、嘱託臨床心理士・契約をさせていただいております。

・(有) OGUshow 企業向け・臨床心理コンサルタント 

・みどりのもり都田(認定こども園)  臨床心理コンサルタント 

・浜松海の星幼稚園 臨床心理コンサルタント 

・海の星鷺ノ宮幼稚園 臨床心理コンサルタント

・瑞雲こども園/まるつかこども園 臨床心理コンサルタント 

・医療法人社団すこやか チルドレンクリニック(小児科)臨床心理・発達相談

・北浜幼稚園 臨床心理コンサルタント

・児童発達支援事業所 ふぉるて 臨床心理コンサルタント

私の心理カウンセリング、そして、思い…

「カウンセリングの基本は、その人を理解すること」に、尽きると思います。その他者の心を理解し、その人を援助する、その人の役に立つという営みに対して私たちは日々自己研鑽を惜しみません。それが私たちの専門性だからです。

私自身が心理療法を受けたり、心理療法士・カウンセラーとしてのハードなトレーニングを通じて「心理療法とは何か!」を、体験的に今でも学び続けています。その中でも、特にサイコドラマは私にとって有意義なトレーニングと自己成長の機会となっています。これは、複数の人数の人が集まって、心理的な問題をドラマとして、アクション(動作、行為)を使って表現し、問題を解決したり、内省を深める心理療法ですが、長いこと続けています。こうした体験の積み重ねによって、自分の心の癖が人間関係に悪影響を及ぼしていること、それらに影響している原因やシステムを知ることで、問題を未然に防げたり、不必要に自分を責める必要もないことに気づくことができるようになりました。(まだまだその探索の作業は続きますが・・・)カウンセリングの醍醐味は、「なぜこの悩みが生じるのか」「どんなことが影響しているのか?」がわかってくること。それによって、自分がどうしたいのか、どうなったらよいのかが見えてくる。わかって「まぁ、これでいいじゃないか」と腑に落ちることもあるし、自分が変わる必要があることに直面することもある。そうなれば、自分のこれからを選択し決定する、自分を自分として生きる一つのチャンスが訪れたことになる。よーく考えて、勇気を出して決めて選択できたことは、例えうまくいかなかったとしても、がっかりするけど、どこかおさまりがよかったり。他人を責めたりすることも少なくなったり。不思議なものです。

心理療法で過去の自分に出逢えば、「幼く、弱かった自分ではそうせざるを得なかった」「自分が悪いと思っていたが、そうではなかったんだ」といった自分の物語につながっていくこともあります。それした経験が、自分をいとおしく思えたり、もう少しいたわってあげたくなることも。いまだ苦痛や不満はあるけど、何とか物事の捉え方、対人関係の取り方を変えることができたり、なんらかの変化が生じました。ありたい自分、そのためにどうしたらよいいのか・・・いろんな前向きな想いを巡らせることもできるようになったり。失敗にもひどく落ち込んだり、恥の感覚も弱くなったりしていき、なんかが「心の成長」ってものを感じられたりする。そうならない人もいるけれど、それに近い体験が起こる人もいる。人それぞれのカウンセリング体験があります。

私自身が体験的に心理療法の効果、限界、危険性を知っていますから、皆様に安全な心理療法をご提供することができます。

カウンセラーとしての私が、こうした体験に至るために特に重要だったと思うものが、カウンセラーやディレクターの「関係性」と「共感」です。これらは、自分の知らない心の世界にゆっくりと触れる安心感と探索のための好奇心を与えてもらえました。ゆえに、私のカウンセリングでは、この「関係性」と「共感」を最も大切にします。私は自分の考えや価値観をクライアントに押し付けることはしません。専門的知識やスキルを提供や助言をしますが、それを強制しません。あなたを最大限に尊重します。あなたの心の痛み、苦しみを大切に受けとめます。決して逃げません。カウンセリングは、共感と共に、対等な関係で、協働的に取り組まれます。あなたの安全に細心の注意を払い、身体、感覚、感情、認知を働かせ、心の声に耳をかたむけ、あなたの心の問題に対して、これからどうしていけばよいのか、どうありたいのか、ご自身の答えを見つけていけるようにサポートしていきます。

心を成長させる…

過去への後悔、未来への不安などについて言葉にすることは辛さを伴うこともありますが、カウンセラーに共感され、自分に気づき未来を創造していく。そして、それをどのように形にしていくのか・・・その先にある可能性、希望を見出すカウンセリング。それが私の目指すカウンセリングです。ゆえに、多くに心理療法を学び、自らの成長を促進させるための自己研鑽を怠りません。

SHARE
シェアする

ブログ一覧

ページの先頭へ